映画「幸せへのまわり道」フレッドロジャースの名言5つ

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この記事では、映画「幸せへのまわり道」より、フレッドロジャースの名言を5つご紹介します。

これからの人生を豊かなものにしていく上で、僕の心に響いたものを集めてみましたので、みなさんも参考にしてください。

目次

映画「幸せへのまわり道」フレッドロジャースの名言集

ここから、映画「幸せへのまわり道」の名言を5つご紹介します。

許すことは決断すること

許すってどういうことかわかるかい?

許すことは決断すること

誰かに怒っているとき

その怒りを解くときめることだ

映画「幸せへのまわり道」より

映画「幸せへのまわり道」の冒頭、フレッド・ロジャースがテレビの前にいる子どもたちに向かって語る言葉です。

自分の心が、相手に対する「怒り」で支配されているとき。

この時に大切なことは、相手に怒りの感情をぶつけるのではなく、その相手を「許す」と決めることです。

相手を「許す」と決断できれば、自分自身も胸の痛みから開放されると、フレッドは語っています。

怒りの感情に対してできることはある

怒りのあまり

人や自分を傷つけたくなること

私は経験がある

小さいころ私はとても太っていた

追い回されてあだ名で呼ばれた

”太っちょフレディ”と

悲しかった

独りになった時に泣くこともあった

すごく腹が立つこともあった

でも怒りの感情に対してできることはあるんだ

映画「幸せへのまわり道」より

人は怒りの感情に支配されると、頭にカッと血がのぼり、冷静な判断をするのが難しくなってしまいます。

さらに悪いことに、怒りにまかせた言動をしたせいで、後悔してしまうこともあるでしょう。

フレッドがこの言葉で伝えたかったことは、2つあると思います。

1つめは、人間なのだから誰だって怒りを感じて当たり前だということ。

そして2つめは、怒りの感情はコントロールできるんだということを知ることです。

ちなみにフレッドは、怒りの感情をコントロールするために、毎日次のようなことを実践していました。

  • 聖書を読む
  • 水泳をする
  • 人のために祈る
  • たくさん手紙を書く
  • ピアノの低音の鍵盤を強く叩く

映画「幸せへのまわり道」のラストで、フレッドがピアノの鍵盤を何度か叩きつけるように弾くシーンがありますが、あれもフレッド流の「感情をコントロールする方法」なんです。

思うようにいかないのが人生

子供が知るいい機会だ

大人でも思うようにいかないとね

映画「幸せへのまわり道」より

これは、フレッドが自身の番組「Mister Rogers’ Neighborhood」の収録中、キャンプ用のテントを組み立てようとしたけど上手く出来なかったときのセリフです。

スタッフは「NGにして撮り直そう」と提案しましたが、フレッドは「大人でも思うようにいかないことがある」ということを子どもたちに知ってもらおうと、撮り直しを拒否したのです。

子供から見ると、大人は何でも上手くこなしているように見えるかもしれません。

しかし、大人でも上手くいかないことはいくらでもあります。もしかすると、上手くいかないときのほうが多いのではないでしょうか?

そんなときに大切なのは、いかに自分の心をコントロールできるかです。

フレッドは、テントの組み立てが上手くいかなかったシーンをあえて見せることで、そのことを伝えようとしたのでしょう。

自分の心をどうするかを決められるのは自分だけ

噛みつきたいほど腹が立った時どうすれば?

世の中すべてが間違いに思えて

やること全部うまくいかない時

パンチバッグを殴る?

粘土をたたきまくる?

友達を集めて鬼ごっこをする?

全速力で走ってみる?

僕は怒るのをやめられる

望む時にいつでもね

怒るのをやめると気分がいい

僕の心をどうするか決めるのは僕

心の奥にある思いが僕らの未来を決める

女の子は立派な女性になり

男の子は立派な男性になるんだ

映画「幸せへのまわり道」より

こちらは、子供番組「Mister Rogers’ Neighborhood」の中で、フレッドが歌っていた歌詞からの引用になります。

この歌詞の中で印象的なのは「僕の心をどうするか決めるのは僕」という部分です。

怒りというのは、心の奥底から自然と沸き上がってくる感情なので、どうしようも出来ないように感じます。

しかし、自分の心(感情)をどうするかは自分自身で決めることができると、フレッドは歌を通して伝えます。

いつまでも怒りの感情に支配されっぱなしの人生を歩むのか、それとも相手を許し怒りの感情から解き放たれるのかは、自分で選ぶことができるということですね。

ありのままの自分を認めれば人は成長できる

人が成長するのに必要な条件は

ありのままの自分を認められること

映画「幸せへのまわり道」より

フレッドが、他の番組にゲスト出演した際に語った言葉です。

映画「幸せへのまわり道」の主人公ロイドは、幼い頃に母を亡くしたことで、父親に対する強い怒りに支配され続けてきました。

そして、そのような辛い出来事がきっかけとなり、「悲しい」「寂しい」「怖い」といった自分の感情を素直に表現できずに苦しんでいました。

ロイドは怒りの感情を抑えようとした結果、いつしか他の感情まで抑えつけるようになってしまったんですね。

しかし、フレッドとの出逢いをきっかけに、ロイドは「自分の感情に向き合うことの大切さ」を学びます。

ロイドのお父さんが入院した病院の帰り道、公園のベンチに座りながら、ロイドは奥さんに「自分の感情」をありのままに伝えるシーンが印象的でしたね。

そして、これを転機として、ギスギスしていた夫婦関係が修復され、父親との仲違いも解消することになります。

おそらく、ロイドの雑誌記者としての仕事も順調にいき、これから幸せな人生を歩んでいくことになるのでしょう。

映画「幸せへのまわり道」フレッドロジャースの名言まとめ

今回は、映画「幸せへのまわり道」の中から、フレッド・ロジャースの5つの名言をご紹介しました。

僕自身まだまだ修行が足りず、一時の感情に心が支配されてしまい、暗い気持ちになったり本心とは逆の行動をとったりしてしまうときがあります。

そんなときはフレッド・ロジャースの言葉を思い出し、感情をコントロールできるように努めたいと思います。

この記事をお読みの方も、もし心に残った言葉があれば、ぜひメモにでも残して活用してください。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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